まずは自分自身

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部下のモチベーションを上げたいと思っている方のほとんどは、部下の立場に自分が立ったら、心のどこかで自分もモチベーションは上げられないかも知れないな、と思いませんか?
同じ人間ですから、あなたがイヤなものは部下もイヤなんです。
 
それを自分は乗り越えたんだから部下もその苦しさを味わうべきだなんて体育会系の考えでは今時部下はついて来ないでしょう。
 
もし、自分自身がモチベーションを上げられない状態だとすればまずこちらをお読みください。
 
いやいや、自分は十分にやる気があるのに部下がついて来ないという場合は次に説明する内容をお読みください。
 

目的の無い目標

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いくらあなたが目的をしっかり理解していても部下が十分に認識していなければ部下はモチベーションを上げてくれません。
 
例えば、戦時中の話で聞いた事があるのが、相手国の捕虜に対する作業として、1メートル四方の穴を1日掛けて掘らせるという作業があったそうです。
この時点で、目的は不明ですが、目標は明確ですよね。
 
そして、1日掛けて掘った穴が完成した次の日、今度は1日掛けてその穴を埋めさせる作業をさせるそうです。
捕虜は掘る場所を間違えたか何かで埋めるんだろうなと思いますよね。
 
そして次の日、今度はまた同じ場所に同じ穴を掘らさせられます。また計画変更なのかなと今度はちょっと変な気持ちになりますよね
そして次の日はやっぱり穴を埋めさせられます。そしてこれを毎日繰り返させられたそうです。
 
そうなんです、この穴自体にはなんの目的もないのです。
 
この事が分かった時の捕虜の方の気持ちをイメージ出来ますでしょうか?
 
もし、あなたが部下に仕事の目的を理解させずに目標を与えていたとしたらこの事に近い気持ちを部下の方が持っている可能性があるという事です。恐ろしくないですか?
 

ではどうすればいいのか?

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目的を理解してもらうやり方はもちろん色々ありますし、あなた自身の考えたやり方であるべきだと思いますので、ここではあまり触れません。
 
全くイメージ出来ない方は今のあなたの気持ちをそのまま部下の方と話し合って共有する事がいいかも知れませんね。
 
そしてもう一つ大事なのが、部下の方がやる気になったら具体的に何をするかを喋ってもらい、その内容をしっかり聞く事です。
人は一度発言した内容をやらなかったり、嘘になってしまう事を極端に嫌う生き物だからです。
 
大事なのは対策の手法ではなく目的の理解と行動です。これが正しければ試行錯誤で必ずゴールの方向に向かいますので大丈夫です。
 
実は、この目的って、例えば会社のビジョンなんかだと結構、抽象的でなかなかイメージ出来ないなんて事がありますよね。
 
そんな時は、そのビジョンに繋がるのであればMY目的を作ってしまうのも1つの手です。
 
例えば、これを達成すれば同僚の誰さんの助けになるとか、個人的、内輪的に共有してしまう目的ですね。
 
意外とこの様な目的の方が、達成意欲や団結力がとても高まる事が多いです。
 
 

まとめ

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部下のモチベーションを上げるには?
のまとめとしては、
 
・まずは自分自身のモチベーションを上げる
 
・部下の方に目的を理解してもらう
 
・理解してもらった目的をしっかりとあなたと共有する
 
・部下の方に具体的な行動目標を自分のやる事として発言してもらう
 
 
以上、このお話が何かのお役に立てれば幸いです。
コメントや質問をお待ちしております。